音楽家の昼飯
今週一週間、忙しかったり扁桃腺が腫れたりして冷蔵庫管理がうまくいかず、玉ねぎと人参が余ってしまった。。。玉ねぎは少しカサカサするくらいだが、人参はこれはもういけない。黒いのでプロジェクトBを始動する。(?)
J.S.Bachは食事やワインが大好きだったそうで、大人買いしたワインが輸送中にダメになったことをくよくよとボヤいているお手紙があるそうです。彼に限らず、食事への飽くなき探求というのは身近な音楽家を見ても通奏低音のように云々。。。
さあはじめるぜ。
お叱りの言葉は受け付けません。料理をちゃんとやっているわけじゃないのです。
ただ食べることが好きだけど特に作ってくれる女の子がいない34歳独身男性だから仕方なく自分でやっているだけなのです。だから叱らないでください。
うちの台所は狭いです。それから超古く汚いです。コンロは一口しかありません。どうだ、すごいだろ!恐怖だろ!うちじゃもの食べられないだろ!ざまぁみろ!
ペペロンチーノ、貧乏作曲家風
1.冷たいフライパンにオリーブオイル適量(?)と潰したニンニクを一片入れ、弱火にかける。
2.その間に玉ねぎ、ベーコンを適当な大きさに刻み、ニンニクをもう一片みじん切りにする。余裕があれば洗い物をしてスペースを確保。
3.フライパンのニンニクがキツネ色になりオリーブオイルにニンニクのエキスが溶けたところを見計らって、潰したニンニクを取り出す。(→プロジェクトB待機室へ)
4.玉ねぎとベーコンを投入し、炒める。ここで間隙を縫って一つ二つ洗い物をする。玉ねぎが柔らかくなったところで、みじん切りにしたニンニクを投入、同時にハサミで唐辛子を輪切りに切り落とす。
5.ニンニクの色が変わる前にフライパンをコンロから外す。
6.コンロの火を強火にし、鍋でお湯を猛ダッシュで沸かし、塩をたっぷり入れてパスタを表示時間の2分前まで茹でる。この時点でまな板、包丁は綺麗になっている。
7.鍋を避けてフライパンをコンロに乗せ、先ほどの具材の上にパスタと茹で汁を投入する。
8.紅蓮の炎にかける。時々洗い物をしてスペースを確保。時々フライパンを回す。
9.勘と経験に基づいて、えいやっと皿に盛り、イタリアンバジルをふりかける。
どこでどうやって作ったか見なければ、まぁ食べられると思わないか?
おまけ《プロジェクトB概要》
ダメになった野菜クズで出汁を作る。クズ野菜や野菜の切れっぱしを鍋に投入。塩コショウを軽く振り、唐辛子を一本と香草適量、塩大さじ1程度いれ、酒を少しかける。そのあとはひたすら煮る。煮詰める。
できたものは、カレーやリゾットやラーメンに使えます。便利だし全部使った感がいいですね。
ちなみにこの鍋は先日友人がクリプレにくれました。ありがとう!使いやすいし性能が良いです。うちの台所にはもったいないです。。。
あー、家事したくない。温泉旅行に行きたい。温泉に行って、缶詰になって仕事したい。